【合流新党】青森県内政党の見方「いつもの離合集散」「共闘の加速期待」

立憲民主党と国民民主党による合流新党について、青森県内の野党関係者は「次期衆院選に向け、野党共闘の加速を期待したい」と歓迎する。一方、与党関係者は繰り返されてきた政党の合流、分裂の動きに「いつもの離合集散だ」と冷ややかな見方を示した。 県内.....
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 立憲民主党と国民民主党による合流新党について、青森県内の野党関係者は「次期衆院選に向け、野党共闘の加速を期待したい」と歓迎する。一方、与党関係者は繰り返されてきた政党の合流、分裂の動きに「いつもの離合集散だ」と冷ややかな見方を示した。[br] 県内では立民、国民、共産、社民4党が昨年の参院選で野党共闘を実現。選挙では敗れたものの、一定の協力関係を構築できた。[br] 共産党県委員会の畑中孝之委員長は「野党共闘の方向は新しい党でも発展させたい」と強調。「自民党の政治をどう転換するか、県内野党同士で考えを一致させる必要がある」と語った。[br] 社民党県連の三上武志代表は「野党が結集し、現政権に不満を持つ有権者の受け皿にならなければならない」と期待を寄せる。[br] 一方、ある自民党県議は「野党の離合集散はこれまでも繰り返されてきた。驚異ではない」とばっさりと切り捨てた。だが、同党県連の阿部広悦筆頭副会長は「合流新党が“風”を起こせるか注視すべきだ」と警戒感を強める。[br] 公明党県本部の畠山敬一幹事長は、新型コロナウイルスの感染拡大により国民生活の苦境が続く中、政局を重視した動きを批判。「党としては新型コロナ対策を全力で進めていくだけだ」と述べた。