ツキノワグマ出没件数292件 1~5月は例年の1・5倍も/青森県内

青森県内で目撃が相次いでいるツキノワグマについて、県は21日、1月から8月19日までの出没件数が292件に上ったことを明らかにした。前年の同じ時期と比べ18件増加した。 同日の県議会環境厚生委員会で吉俣洋委員(共産)の質問に答えた。 件数の.....
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 青森県内で目撃が相次いでいるツキノワグマについて、県は21日、1月から8月19日までの出没件数が292件に上ったことを明らかにした。前年の同じ時期と比べ18件増加した。[br] 同日の県議会環境厚生委員会で吉俣洋委員(共産)の質問に答えた。[br] 件数の内訳は目撃275件(前年同期比15件増)、食害14件(3件増)、人身被害は3件(増減なし)だった。[br] 特に1~5月の出没件数は81件と、過去5年平均の52件から1・5倍と大幅に増加した。[br] 県自然保護課の松村浩二課長は「地球温暖化の影響で例年より早く冬眠から目覚めている可能性が考えられる」と推測している。