三沢、青森空港の搭乗率43%/日航お盆期間まとめ

日本航空青森支店は17日、お盆期間(7~16日)の利用実績を公表した。三沢、青森両空港の搭乗率は、新型コロナウイルスの感染拡大による減便や帰省自粛などで43・4%と、前年同期と比べ48ポイント減少した。同支店は「前例がないほどの低さ。減便が.....
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 日本航空青森支店は17日、お盆期間(7~16日)の利用実績を公表した。三沢、青森両空港の搭乗率は、新型コロナウイルスの感染拡大による減便や帰省自粛などで43・4%と、前年同期と比べ48ポイント減少した。同支店は「前例がないほどの低さ。減便が相次ぎ、感染の再拡大で予約も伸びなかった」としている。[br] 両空港の全路線の提供座席は2万7400席。一部路線で機体の大型化による座席数の増加があったが、新型コロナによる減便の影響が大きく、前年同期比で38・6%減少。搭乗者数は1万1881人で、70・9%減少した。[br] 全路線の日ごとの搭乗率では、下りは8日が59・0%で最も高く、上りは16日の58・1%が最高だった。[br] 搭乗率は三沢空港が40・6%(前年同期比50・5ポイント減)。路線別では東京線36・8%(53・4ポイント減)、大阪線39・5%(52・6ポイント減)、札幌(丘珠)線65・9%(30ポイント減)。青森空港は44・6%(46・9ポイント減)だった。[br] 新型コロナによる航空路線の苦戦は、お盆期間明けも続くとみられる。同支店は「東京の感染拡大が続いており先が読めないが、秋の紅葉、行楽シーズンまでには回復してほしい」と期待を寄せた。[br] フジドリームエアラインズ(FDA)も17日、お盆期間の利用実績を発表。青森空港発着の県営名古屋線の搭乗率は27・7%で55・4ポイント減だった。