パソコン15台を架空発注 背任容疑、会社員の男逮捕

架空の仕入れ発注を行って取引を偽装し、元勤務先のパソコン関連企業=東京都大田区=に約400万円の損害を与えたとして、八戸署は17日、背任の疑いで八戸市長苗代内舟渡、会社員の男(43)を逮捕した。容疑を認めている。元勤務先の被害額は今回を含め.....
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 架空の仕入れ発注を行って取引を偽装し、元勤務先のパソコン関連企業=東京都大田区=に約400万円の損害を与えたとして、八戸署は17日、背任の疑いで八戸市長苗代内舟渡、会社員の男(43)を逮捕した。容疑を認めている。元勤務先の被害額は今回を含めて計5421万9千円に上るとみられており、同署が余罪を調べている。[br] 逮捕容疑は2019年2月、元勤務先の顧客である八戸市内の団体などからノートパソコンの発注があったと偽装。その後発注ミスを装って回収したが、元勤務先には告げず、支払い義務のないノートパソコン15台分397万6795円を負担させた疑い。[br] 同署によると、男は事件当時、元勤務先の八戸営業所に勤務。担当から外れた後の同年4月、発覚を恐れて自ら上司に申告し、懲戒解雇となった。回収したノートパソコンは売却する目的だったとみている。[br] パソコン関連企業は今回のほかに、196台分の架空発注があったとして、昨年9月、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで刑事告訴していた。