規模を縮小し「ジャパンデー」 基地関係者ら日本文化満喫/三沢

華やかな振り袖姿を披露する女性
華やかな振り袖姿を披露する女性
米軍三沢基地の人々に日本の文化を紹介する、恒例の国際交流イベント「ジャパンデー」が8日、三沢市国際交流教育センターで開かれた。今年は新型コロナウイルス感染症予防のため、参加者が来賓やスタッフ、出演者と関係者のみの小規模開催となった。晴れ着フ.....
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 米軍三沢基地の人々に日本の文化を紹介する、恒例の国際交流イベント「ジャパンデー」が8日、三沢市国際交流教育センターで開かれた。今年は新型コロナウイルス感染症予防のため、参加者が来賓やスタッフ、出演者と関係者のみの小規模開催となった。晴れ着ファッションショー、琴や和太鼓の演奏、神楽などが披露され、基地関係者らが日本独特の文化を満喫した。[br] 市ケーブルテレビジョンは今後、同日の模様と、文化芸術団体などから集まった写真や映像をまとめ、番組を制作。10月にケーブルテレビや基地内の米軍放送「AFN」で紹介する予定だ。[br] 三沢国際クラブ(三上博利会長)の主催で、33回目。小桧山吉紀市長、同基地司令官のジェシー・J・フリーデル大佐とその家族らが来賓として出席した。[br] イベントは和太鼓演奏で開幕。小桧山市長や裃(かみしも)姿のフリーデル大佐らを乗せた人力車と来賓が列を作り、センターホールを回った。[br] イベントホールでは開会式が開かれ、7月に着任したフリーデル大佐が「このイベントを楽しみにしていた。三沢市は基地との共存共栄を掲げ、日米の文化が融合する一つのコミュニティーとして繁栄している」とあいさつ。小桧山市長と共にテープカットをして開催を祝った。[br] 続くステージ発表では、琴の演奏やよさこいソーランの演舞、空手のデモンストレーションを紹介。七五三や成人式などをイメージした晴れ着ファッションショーでは、基地関係者ら男女約25人が、華やかな振り袖姿やりりしい紋付きはかま姿を披露した。[br] 三上会長は「最初は開催できるかどうか心配していた。みんなが喜んでくれて良かった」と安堵(あんど)の表情。来年は例年通り、多くの人が参加できるように願いを込めた。華やかな振り袖姿を披露する女性