和太鼓の「六ケ所風雪太鼓『響』」がデビュー 村内から多彩な顔ぶれ集う

力強いバチさばきで太鼓の音を響かせる六ケ所風雪太鼓「響」のメンバー
力強いバチさばきで太鼓の音を響かせる六ケ所風雪太鼓「響」のメンバー
六ケ所村の和太鼓演奏団体「六ケ所風雪太鼓『響』」(種市治雄代表)が9日、同村の特産品販売所六旬館でデビューを飾った。メンバーは初披露の場で力強いバチさばきと迫力ある音色を披露し、来場者を楽しませていた。 村内には各地区に伝統芸能が根付いてい.....
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 六ケ所村の和太鼓演奏団体「六ケ所風雪太鼓『響』」(種市治雄代表)が9日、同村の特産品販売所六旬館でデビューを飾った。メンバーは初披露の場で力強いバチさばきと迫力ある音色を披露し、来場者を楽しませていた。[br] 村内には各地区に伝統芸能が根付いているが、和太鼓はなかったため、新たな伝統を築く目的で昨年10月に同団体が設立された。村内から広く募った結果、会社員やレイクタウン地区の主婦、小学生ら14人と多彩な顔ぶれとなった。[br] 全員が初心者だったが、真剣に練習に打ち込んできた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3~5月は練習できない時期があったものの、6月中旬から再開した。[br] 初披露の場が決まったのは7月に入ってから。六旬館を運営する村観光協会から「8月8~10日の沖縄フェアに合わせ、同館で演奏できないか」とのオファーをもらったという。そこからさらに練習を続けて、9日の本番を迎えた。[br] 同日はメンバー8人が参加。この日のためにそろえたTシャツを着て、「山呼(さんこ)」など2曲を熱演。体が揺さぶられるような力強い響きに、観客からは拍手やアンコールが起こった。[br] 演奏を終えたメンバーは「気持ちよかった」「全力を出し切って疲れた」「練習よりも一体感を出せた」と興奮冷めやらぬ様子。次の演奏披露は未定だが、全員がさらなるレベルアップを誓っていた。力強いバチさばきで太鼓の音を響かせる六ケ所風雪太鼓「響」のメンバー