医療用品製造施設整備へ 21年度末までの稼働目指す/洋野

医療機器製造販売のケイセイ医科工業(東京)が2021年度、洋野町種市の町立角浜小旧校舎敷地内に、医療用血管縫合針などを製造する施設を整備する方針であることが11日、同社や町への取材で分かった。同年度末までの稼働を目指すという。 同町では、同.....
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 医療機器製造販売のケイセイ医科工業(東京)が2021年度、洋野町種市の町立角浜小旧校舎敷地内に、医療用血管縫合針などを製造する施設を整備する方針であることが11日、同社や町への取材で分かった。同年度末までの稼働を目指すという。[br] 同町では、同社の関連会社「ケイセイエンジニアリング」(東京)の東北事業所が、旧校舎の敷地内で医療用部品を製造している。[br] ケイセイ医科工業が整備する施設では、医療用血管縫合針のほか、血栓回収用バスケットワイヤや疼痛(とうつう)緩和装置の開発・製造に取り組む。 整備計画は、既に岩手県の「地域経済牽引事業計画」の認定を受けているほか、国の地方創生推進交付金を活用する。町と連携して雇用創出を進め、県内や周辺地域の教育機関から技術者も採用する予定だ。[br] 植竹茂社長は取材に「地方創生事業として町と協力しながら、品質のいい部品を製造していきたい」と話した。