南部町名川B&G海洋センターがリニューアル

塗装の塗り直しなどを行った南部町名川B&G海洋センターのプール
塗装の塗り直しなどを行った南部町名川B&G海洋センターのプール
5月から改修工事を進めていた南部町名川B&G海洋センター(柳久保正弘所長)が5日、リニューアルオープンした。B&G財団(東京)の助成を活用し、プールと体育館を一斉改修。利便性と快適性を向上したほか、舟艇器材も新たに配備し、青少年の育成拠点と.....
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 5月から改修工事を進めていた南部町名川B&G海洋センター(柳久保正弘所長)が5日、リニューアルオープンした。B&G財団(東京)の助成を活用し、プールと体育館を一斉改修。利便性と快適性を向上したほか、舟艇器材も新たに配備し、青少年の育成拠点として一層の活用を図る。[br] 同センターは1984年開館し、87年に町へ無償譲渡された。地域住民の健康づくりの場として使われているほか、児童、生徒を対象とした自然体験活動や水辺の安全教室を主催している。全国の海洋センターを対象とした同財団の評価では、活動内容の充実ぶりから、16年連続で最高の「特A」を受けている。[br] 今回の工事では、プールの水をためる槽の内壁や上屋鉄骨の塗り替え、体育館の壁面改修や照明の発光ダイオード(LED)化などを実施。費用3114万円のうち、1880万円を同財団が拠出した。[br] 舟艇器材はゴムボートやスタンドアップパドルボード、ライフジャケットなど200万円分をそろえた。昨年設立された「B&G南部町海洋クラブ」が活動で使う。[br] 同日、体育館で式典が開かれ、関係者がテープカットしてリニューアルオープンを祝った。[br] 工藤祐直町長は「これまで以上に安全、快適に利用できる施設になった。利用者が増え、スポーツ振興の拠点になることを期待したい」とあいさつ。[br] 同財団の菅原悟志理事長は「子どもの成長には自然体験が欠かせない。今後も町を積極的に支援し、共に活動していきたい」と述べた。塗装の塗り直しなどを行った南部町名川B&G海洋センターのプール