奥入瀬渓流の魅力伝える作品群展示 奥入瀬焼の陶芸家蛯名和生さん

奥入瀬渓流の四季を描いた作品を紹介する蛯名和生さん
奥入瀬渓流の四季を描いた作品を紹介する蛯名和生さん
おいらせ町鶉久保で陶磁器「奥入瀬焼」を製作する陶芸家の蛯名和生(かずお)さん(74)が、奥入瀬渓流の四季を描いた作品約20点を制作し、自宅のギャラリー「旦草(たんそう)」で展示している。 磁器を本焼きした後に絵を入れる「上絵付け」の技法で初.....
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 おいらせ町鶉久保で陶磁器「奥入瀬焼」を製作する陶芸家の蛯名和生(かずお)さん(74)が、奥入瀬渓流の四季を描いた作品約20点を制作し、自宅のギャラリー「旦草(たんそう)」で展示している。[br] 磁器を本焼きした後に絵を入れる「上絵付け」の技法で初めて奥入瀬渓流の風景に挑戦したという蛯名さん。「色を作ることや細かい部分を描くのに苦労したが、新しい物にチャレンジしたかった」と話す。[br] ギャラリーには、奥入瀬渓流の名所「阿修羅の流れ」や「銚子大滝」などが描かれたコーヒーカップや湯飲みが並ぶ。春の新緑や秋の紅葉などが、水墨画を描くような筆のタッチで色鮮やかに表現されている。[br] 蛯名さんは、「奥入瀬渓流は水の流れと岩と木々の全てのバランスが良い。作品を通して魅力を伝えたい」と来場を呼び掛ける。[br] ギャラリーの見学には事前の連絡が必要。住所は、おいらせ町鶉久保75―54。問い合わせは電話=0176(52)7169=へ。奥入瀬渓流の四季を描いた作品を紹介する蛯名和生さん