ZOOM活用「リモート水泳記録会」10県11市町村の児童70人がタイム競う

リモート記録会で、全国の児童とタイムを競う六戸小児童
リモート記録会で、全国の児童とタイムを競う六戸小児童
全国にスポーツ施設「B&G海洋センター」を整備しているブルーシー・アンド・グリーンランド(B&G)財団は23日、ビデオ会議アプリ「ZOOM」を活用し、全国10県11市町村をつないでの「リモート水泳記録会」を初めて開催した。青森県内は、六戸町.....
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 全国にスポーツ施設「B&G海洋センター」を整備しているブルーシー・アンド・グリーンランド(B&G)財団は23日、ビデオ会議アプリ「ZOOM」を活用し、全国10県11市町村をつないでの「リモート水泳記録会」を初めて開催した。青森県内は、六戸町B&G海洋センターが会場となり、町立六戸小の児童4人が出場。全国の選手たちとタイムを競い合った。[br] 記録会は、新型コロナウイルスの影響で、活動に制限を受ける子どもたちを元気付けようと、同財団が企画。小学生を対象に、海の日に合わせて企画し、17チーム約70人が参加した。[br] 種目は4人1組での100メートルフリーリレーのみ。同センターでは、記録会参加を希望した3年の佐藤海龍(かいり)君(8)、4年の岸にい奈さん(10)、5年の松嶋晏輝(はるき)君(11)、6年の苫米地爽空(そら)君(12)が挑戦。中継しているスマートフォンに向かってあいさつと自己紹介を行い、各開催地の様子を興味深そうにのぞき込んでいた。[br] 午後2時、全国で一斉に競技がスタート。六戸小の4人も懸命な泳ぎを見せたが、結果は17チーム中16位だった。[br] リモート中継の記録会について苫米地君は、「実感がなく、不思議な感覚を味わった」としながら、「全国の選手は強かった。今後の目標もでき、いい経験になった」と振り返った。[br] 同財団企画部広報課の担当者は、本紙の電話取材に「子どもたちから好評で、開催して良かった。今回見つかった改良点を参考に、別のスポーツでのリモート企画も考えたい」と話した。リモート記録会で、全国の児童とタイムを競う六戸小児童