八戸パークホテル、サーマルカメラ導入 20人まで体温同時測定可能 

利用客の体温をチェックするサーマルカメラを導入した八戸パークホテル。フロント内のモニターで確認できる=12日
利用客の体温をチェックするサーマルカメラを導入した八戸パークホテル。フロント内のモニターで確認できる=12日
新型コロナウイルスの感染予防対策として、八戸パークホテルは、来館者の体温をチェックするサーマルカメラ2台を導入した。人工知能(AI)などの機能が瞬時に顔と体温を検知し、設定温度以上が確認されればホテル側に通知される仕組みで、最大20人まで同.....
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 新型コロナウイルスの感染予防対策として、八戸パークホテルは、来館者の体温をチェックするサーマルカメラ2台を導入した。人工知能(AI)などの機能が瞬時に顔と体温を検知し、設定温度以上が確認されればホテル側に通知される仕組みで、最大20人まで同時に測定できる。同ホテルは安全面をアピールして利用客の不安を払拭(ふっしょく)し、館内の利用促進を図る考えだ。[br] カメラは正面のエントランスと庭園出入り口の2カ所に設置し、11日から運用を開始した。体温が37・5度以上ある人が来館した場合、フロント内にあるモニターの画像アラートと音声アラートで通知される。[br] これまで同ホテルでは、フロント、レストラン、宴会場といった場所で利用客を非接触型の体温計で1人ずつチェックしていたが、検温に時間が掛かることもあった。一度に大人数の体温を測定するカメラの導入により、利用客をスムーズに案内できるようになる。[br] AI機能が付いたサーマルカメラの導入は、東北地方のホテルでは先進的な取り組みという。松橋満幸統括管理本部長は「新型コロナ対策を強化し、お客さまに安心してホテルを利用してもらいたい」と話した。利用客の体温をチェックするサーマルカメラを導入した八戸パークホテル。フロント内のモニターで確認できる=12日