第三者委30日に報告書提出/野辺地西高の男子生徒自殺問題

2019年に八戸学院野辺地西高2年の男子生徒=当時(17)=が自殺した問題で、学校側の設置した第三者委員会は9日、テレビ会議を開き、30日に同校を運営する学校法人光星学院へ報告書を提出することを決めた。報告書はほぼまとまっており、細かな内容.....
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 2019年に八戸学院野辺地西高2年の男子生徒=当時(17)=が自殺した問題で、学校側の設置した第三者委員会は9日、テレビ会議を開き、30日に同校を運営する学校法人光星学院へ報告書を提出することを決めた。報告書はほぼまとまっており、細かな内容を詰めた上で今月中旬に開く次回会合で最終決定する。[br] 男子生徒は昨年1月に自殺した。遺族が生徒のワイシャツの背中に靴の跡が付いていたことなどから、いじめの可能性を主張。学校側が設置した、弁護士や精神科医ら4人で構成される第三者委は、昨年8月から同級生や学校関係者らを対象に聞き取り調査を実施してきた。[br] 遺族や第三者委によると、取りまとめた報告書案については「いじめがあったと認定できない」との内容になっているという。[br] テレビ会議後、委員長を務める木下晴耕弁護士は取材に「報告書について検討する内容が残っている。次回で決定したい」と話した。