野辺地で水道管破損、37軒が約2時間半断水

あふれ出た水を排水溝に流すために土のうを積む消防署員。左奥が水道管の破損現場=4日、野辺地町切明
あふれ出た水を排水溝に流すために土のうを積む消防署員。左奥が水道管の破損現場=4日、野辺地町切明
4日午前9時45分ごろ、野辺地町切明の民家付近で路上から水があふれ出ているのを近くの住民が見つけ、野辺地消防署に通報した。地下に敷設している水道管が破損しており、復旧工事に伴って、同地区などの37軒が約2時間半にわたって断水した。 現場では.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 4日午前9時45分ごろ、野辺地町切明の民家付近で路上から水があふれ出ているのを近くの住民が見つけ、野辺地消防署に通報した。地下に敷設している水道管が破損しており、復旧工事に伴って、同地区などの37軒が約2時間半にわたって断水した。[br] 現場では、1時間当たり130~150トンの水が流出。近くには国道4号が通っており、交通への影響を避けるため、同署員が土のうを積み上げて排水溝に誘導する経路をつくる作業に追われた。[br] 町水道課によると、破損したのは塩化ビニール製で口径75ミリの配管。理由は不明だが、配管のつなぎ目部分が外れていたという。住民には断水と復旧工事について広報した上で、給水袋を配給した。[br] 近くに住む女性(78)は「気付いたら大きな水たまりになっていた。水が出なくなるのは、生活で一番困る」と話していた。あふれ出た水を排水溝に流すために土のうを積む消防署員。左奥が水道管の破損現場=4日、野辺地町切明