レジ袋有料化スタート 青森県内店舗で大きな混乱なく

レジ袋の有料化に伴い、マイバッグを持参して買い物をする市民(右)=1日、八戸市のセプドールアン類家店
レジ袋の有料化に伴い、マイバッグを持参して買い物をする市民(右)=1日、八戸市のセプドールアン類家店
政府がレジ袋の有料化(無料配布中止)を全国のスーパーやコンビニに義務付ける制度が1日、始まった。これまで無料配布してきた青森県内のコンビニや一部の小売店でも有料化がスタート。県内では既に多くのスーパーなどが有料化に踏み切っており、各店舗では.....
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 政府がレジ袋の有料化(無料配布中止)を全国のスーパーやコンビニに義務付ける制度が1日、始まった。これまで無料配布してきた青森県内のコンビニや一部の小売店でも有料化がスタート。県内では既に多くのスーパーなどが有料化に踏み切っており、各店舗では大きな混乱はなかったが、新たに対象となるコンビニの利用者からは「慣れるしかない」「衛生面を考えてこれからもレジ袋を買う」との声も聞かれた。[br] 有料化の対象は、商品を入れるための持ち手のついたプラスチック製の買い物袋。繰り返し使える厚手の袋や、バイオマスプラスチックの配合率が25%以上の袋などは対象にならず、外食産業を中心にこれまで通り無料配布する所もある。[br] 八戸市のカネイリ番町店でも同日から有料化に切り替えた。マイバッグ(エコバッグ)を持参したり、レジ袋の購入を控えたりする買い物客が多く、「レジ袋の有料化は多くの買い物客に浸透しているのでは」と書籍売り場の担当者。「環境に配慮した取り組みなので、なるべくエコバッグの持参をお願いしたい」と呼び掛ける。[br] 八戸市で酒販店「セプドールアン」を4店舗を運営するオトキタ酒販(同市)も無料配布を取りやめ。セプドールアン類家店では大きな混乱はなかったが、中には有料化を知らずにレジ袋を購入する人もおり、田村裕輔店長は「ポスターなどを使ってさらなる周知を図っていきたい」と話した。[br] 一方、大手コンビニ3社でも同日から無料配布をやめて1枚3~5円での販売が始まり、利用者からはさまざまな声が上がった。ほぼ毎日コンビニに行くという八戸市の会社員木村哲さん(42)は30日にエコバッグを購入。「環境問題もあるので(有料化は)いい取り組みだと思う。慣れるしかないのでは」と冷静に受け止めた。同市の男子大学生(22)は「買い物の度にレジ袋を買うのは負担だが、衛生面も気になるのでこれからもレジ袋を買うつもり」と話した。レジ袋の有料化に伴い、マイバッグを持参して買い物をする市民(右)=1日、八戸市のセプドールアン類家店