八戸魚市場の卸売業務が一本化され再スタート

卸売業務が一本化された八戸市魚市場の競り=22日、市魚市場C棟
卸売業務が一本化された八戸市魚市場の競り=22日、市魚市場C棟
八戸みなと漁協(岡沼明見組合長)の卸売業務撤退に伴い、八戸市魚市場で47年ぶりに単独で同業務を担うことになった株式会社八戸魚市場(川村嘉朗社長)の競りが22日、市魚市場で行われた。底引き網船などが水揚げしたカレイやタラなど29トンが取引され.....
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 八戸みなと漁協(岡沼明見組合長)の卸売業務撤退に伴い、八戸市魚市場で47年ぶりに単独で同業務を担うことになった株式会社八戸魚市場(川村嘉朗社長)の競りが22日、市魚市場で行われた。底引き網船などが水揚げしたカレイやタラなど29トンが取引されたが、盛漁期前でもあり、大きな混乱はなかった。[br] 同日は午前5時ごろからの荷受け作業などに続き、同7時ごろから競りがスタート。担当者は大きな声を響かせ、鮮魚を仲買人に販売した。ある担当者は「荷受けでは今まで担当していない(漁協扱いの)船名に少し戸惑うこともあったが、作業自体はスムーズにいったと思う」と感想。仲買人も「特に問題はなかった」と話した。[br] 卸売業務の一本化に伴い、漁協からは7人が魚市場に転籍する。同社は今後も作業上の課題を洗い出しながら効率化を図り、水揚げが本格化する7月以降に備えることにしている。卸売業務が一本化された八戸市魚市場の競り=22日、市魚市場C棟