風間浦小で水産教室「ウニの特徴分かった」/近海の魚介類に理解深める

ウニを解剖する児童たち
ウニを解剖する児童たち
風間浦村立風間浦小(小松章彦校長)で16日、水産教室が開かれ、児童が近海で漁獲されるウニなどの魚介類について、講話を聞いたり実際に触れたりして理解を深めた。 水産教室は20年ほど前から開催。同日は3年生9人、4年生11人、6年生1人が参加し.....
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 風間浦村立風間浦小(小松章彦校長)で16日、水産教室が開かれ、児童が近海で漁獲されるウニなどの魚介類について、講話を聞いたり実際に触れたりして理解を深めた。[br] 水産教室は20年ほど前から開催。同日は3年生9人、4年生11人、6年生1人が参加した。[br] 児童たちは初めに青森県の職員から、村の特産で今が旬のキタムラサキウニについて学習。普段食べているのが「生殖巣」という部分で、雄が濃い黄色、雌が赤っぽいオレンジ色と違いがあることを教えてもらった。[br] ウニが1日で食べる量は体重の10%。体重30キロの人間に例えると、茶碗17杯分のご飯を食べていると教えられると、「えー」「すごい」などと旺盛な食欲に驚いていた。[br] その後児童は、地元の漁師たちが体育館出入り口に用意したウニが入った水槽に移動。手で持って感触を確かめたほか、「たくさん身が入っているウニは口の周りが膨らんでいる」という見分け方が正しいかどうか、殻を割って確認していた。[br] また、タコ、フグ、ヒラメなど約15種類が入った別の水槽も用意され、児童たちがつかみ取りに挑戦して歓声を上げた。[br] 4年の岩崎琴音さん(9)は「ウニは焼いたり蒸したりして食べるのが好き。講話では歯の構造が分かって勉強になった」と話していた。ウニを解剖する児童たち