【新型コロナ】八戸市内バス・タクシー事業者、プレミアム券限定販売へ

八戸市は15日、市内のバスとタクシー事業者が、プレミアム回数券やチケットを発行することを明らかにした。バスは千円分利用可能な回数券を500円で、タクシーは5千円分利用可能なチケットを3千円で販売する。発行主体は、市営バスを運行する市交通部、.....
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 八戸市は15日、市内のバスとタクシー事業者が、プレミアム回数券やチケットを発行することを明らかにした。バスは千円分利用可能な回数券を500円で、タクシーは5千円分利用可能なチケットを3千円で販売する。発行主体は、市営バスを運行する市交通部、「南部バス」などを運行する岩手県北自動車南部支社、市タクシー協会で、早ければ7月にも発行する見通し。[br] 新型コロナウイルスの影響で利用者数が減少した地域公共交通の利用促進を図るのが目的。バス回数券は、両バス事業者が1万冊ずつの計2万冊限定で発行。タクシーチケットは、同協会が7千セット限定で販売する。[br] 実際の料金との差額分は、事業者側への支援として市が補塡(ほてん)する。財源には全額、国の地方創生臨時交付金を活用。事業者が消毒用品などを購入する費用への補助分も含め、バス事業者にはそれぞれ1千万円、同協会には2500万円を補助する。[br] 市は補助事業により、事業者側と共に、感染症対策を実施した安全・安心な地域公共交通をアピールする考えだ。