上北地区統合校の名称案「三本木農業恵拓」に決定/普通科に「文理総合」「地域・観光」の2コース

上北地区統合校の名称案などを決めた青森県教委定例会=3日、県教育庁
上北地区統合校の名称案などを決めた青森県教委定例会=3日、県教育庁
青森県教委は3日の定例会で、県立高校再編第1期計画(2018~22年度)に基づき、十和田西、六戸、三本木農業の3校を統合して2021年度に開校する上北地区統合校の名称案を「三本木農業恵拓(けいたく)」に決定した。校名は今月開会する県議会の議.....
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 青森県教委は3日の定例会で、県立高校再編第1期計画(2018~22年度)に基づき、十和田西、六戸、三本木農業の3校を統合して2021年度に開校する上北地区統合校の名称案を「三本木農業恵拓(けいたく)」に決定した。校名は今月開会する県議会の議決を経て正式に決まる。普通科70人、植物科学、動物科学、環境工学、食品科学4学科に各35人ずつの計210人を募集する予定。普通科には「文理総合」「地域・観光」の2コースを設置する方針で、各校の特色ある教育活動を統合校でも引き継いでいく。[br] 選定理由について▽「三本木農業」の名称が地域内外に広く浸透している▽3校に共通する開拓の精神が盛り込まれている―と説明した。 名称については、統合校の開設準備委員会から「三本木アグリフロンティア」「三本木拓生」「三本木農業」「三本木農業恵拓」の4案が提示されていた。県教委によると、昨年10月に行った名称案のパブリックコメント(意見公募)では、「三本木農業」を希望する意見が最も多かった。[br] 統合校は三本木農業の校舎を使用。校歌や校章、制服などについては、三本木農業内に設置した開設準備室が検討を進めている。[br] 統合する3校は21年度入試から募集を停止する。[br] 県教委は同日の定例会で、金木、板柳、鶴田、五所川原工業が統合して開校する西北地区統合校の名称案を「五所川原工科」に決めた。統合校は五所川原工業の校舎を使用する。上北地区統合校の名称案などを決めた青森県教委定例会=3日、県教育庁