八戸看護専門学校で避難訓練 新型コロナ対策踏まえ

周囲との間隔を広く取るように意識しながら訓練に臨む生徒
周囲との間隔を広く取るように意識しながら訓練に臨む生徒
八戸看護専門学校(及川隆司学校長)で5月26、28日の2日間、地震を想定した避難訓練を実施し、生徒らは新型コロナウイルス感染症を意識した適切な避難行動に理解を深めた。 新型コロナが感染拡大している中、もしも自然災害が起きたら―をテーマに、密.....
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 八戸看護専門学校(及川隆司学校長)で5月26、28日の2日間、地震を想定した避難訓練を実施し、生徒らは新型コロナウイルス感染症を意識した適切な避難行動に理解を深めた。[br] 新型コロナが感染拡大している中、もしも自然災害が起きたら―をテーマに、密閉、密集、密接の「三密」を避けながらも、迅速に身を守る方法を実践を通して学ぶ狙い。社会状況を勘案し、1学年ずつ分散して実施した。[br] 1年生37人が参加した訓練では、講義中に地震が発生し、津波警報が発令されたと想定。生徒は机の下で揺れが収まるのを待った後、速やかに高台の指定避難所へ移動した。避難中は前後左右の間隔を開けるように意識した他、人が密集する避難所での過ごし方について考えた。[br] 1年の吉田龍太郎さんは、「実際の災害ではけが人もいるかもしれない。看護学生として臨機応変に対応できるように知識や技術の向上に努めたい」と気を引き締めていた。周囲との間隔を広く取るように意識しながら訓練に臨む生徒