「防災対策の予算確保を」東北地方整備局長に三村知事要望

佐藤克英局長(手前)に防災対策予算の確保を要望する三村申吾知事(左)=1日、青森県庁
佐藤克英局長(手前)に防災対策予算の確保を要望する三村申吾知事(左)=1日、青森県庁
青森県の三村申吾知事は1日、県庁で東北地方整備局の佐藤克英局長と懇談した。国が都道府県に予算配分する一般公共事業費のうち、緊急対策分と震災復興分の配分が本年度で終了することを踏まえ、「防災対策に必要な予算を確保してほしい」と求めた。 緊急対.....
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 青森県の三村申吾知事は1日、県庁で東北地方整備局の佐藤克英局長と懇談した。国が都道府県に予算配分する一般公共事業費のうち、緊急対策分と震災復興分の配分が本年度で終了することを踏まえ、「防災対策に必要な予算を確保してほしい」と求めた。[br] 緊急対策分は、インフラの自然被害を抑える「国土強靱(きょうじん)化対策」として、2018~20年度の3年間配分される。震災復興分は東日本大震災後の12年度から毎年配分している。[br] 県によると、県に配分された本年度の一般公共事業費416億円のうち、緊急対策分と震災復興分は計134億円で全体の3割以上を占め、重要な財源となっている。[br] 三村知事は「大きな災害に備えるための予算が必要。震災前より通常予算が減っていることも考慮してもらえれば」と要望。これに対し、佐藤局長は「予算確保に向けてしっかりと取り組んでいく。知事の発信力を通じて防災面の啓発に力を入れてほしい」と応じた。佐藤克英局長(手前)に防災対策予算の確保を要望する三村申吾知事(左)=1日、青森県庁