“一番マグロ漁師”藤枝さんに感謝状/大間町

金澤満春町長(前列左)から感謝状を贈られた藤枝亮一さん(同中央)
金澤満春町長(前列左)から感謝状を贈られた藤枝亮一さん(同中央)
大間町は27日、新型コロナウイルス感染予防のため、不織布マスク2万8800枚を町に寄贈したマグロ漁師の藤枝亮一さん(65)=同町大間=に感謝状を贈った。 藤枝さんは2019年の東京・豊洲市場の初競りで、漁獲したクロマグロが築地市場時代も含め.....
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 大間町は27日、新型コロナウイルス感染予防のため、不織布マスク2万8800枚を町に寄贈したマグロ漁師の藤枝亮一さん(65)=同町大間=に感謝状を贈った。[br] 藤枝さんは2019年の東京・豊洲市場の初競りで、漁獲したクロマグロが築地市場時代も含めて最高値の3億3360万円で落札され、脚光を浴びた。[br] 孫や町民がマスクを手に入れられずに困っていたため、“一番マグロ”の収益で、知人の会社社長を通じてマスクを購入。今月12日に町に寄贈した。[br] マスクは町内の児童と生徒全員に30枚入り1箱が配られたほか、大間病院と4福祉施設にも配布された。[br] 町役場で開かれた贈呈式では、金澤満春町長が藤枝さんに感謝状を手渡し、改めて謝意を伝えた。児童、生徒を代表し、町立大間中3年の伊藤才道生徒会長(15)も「一枚一枚丁寧に使い、感染予防に努めたい」と感謝の言葉を述べた。[br] 藤枝さんは、親が子どもを連れ、お礼を言いに自宅を訪ねてくるなど反響があったといい、「マグロが当たったからできた。貢献できて良かった」と感慨深げだった。[br] 藤枝さんは今回、風間浦、佐井両村に不織布マスクを9千枚ずつ寄贈したほか、孫が通うつがる市立木造中にも1万2600枚を贈った。金澤満春町長(前列左)から感謝状を贈られた藤枝亮一さん(同中央)