14-54カフェオープン「夢発信する空間に」移住の2人(十和田市)

「14―54カフェ」を開店した葛西睦さん(右)、岡駿岳さん
「14―54カフェ」を開店した葛西睦さん(右)、岡駿岳さん
4月に十和田市に移住してきた葛西睦(あつし)さん(22)と岡駿岳(しゅんがく)さん(21)の2人が、市中心商店街の交流スペース「14―54」内にカフェを開店した。同店では、自家製のソーセージを使った料理とこだわりのコーヒーを提供する。新型コ.....
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 4月に十和田市に移住してきた葛西睦(あつし)さん(22)と岡駿岳(しゅんがく)さん(21)の2人が、市中心商店街の交流スペース「14―54」内にカフェを開店した。同店では、自家製のソーセージを使った料理とこだわりのコーヒーを提供する。新型コロナウイルスの影響で予定していたイベントが中止するなど、逆境下でのスタートとなった2人。「今できることをやっていくしかない」とし、「幅広い世代が交流できて、夢や目標、表現を発信する人たちを応援する空間を作りたい」と意気込む。[br] 「14―54」は、古い空き店舗を改修して作られた施設で、“街に開かれた場所”をコンセプトに、2017年に誕生した。地域住民が気軽に立ち寄れる場所として、アートのワークショップや展覧会、飲食関係のイベントなどが企画、開催されている。[br] 2人は県立木造高校の同級生。葛西さんは秋田県で花火師、岡さんは地元・中泊町の町役場で勤務していたが、カフェの魅力に引かれて転職を決意した。[br] 開業のきっかけは、以前に「14―54」内でカフェを開き、現在は弘前市でカフェバーを営んでいる中野渡卓也さん、実知さん夫妻との出会いだった。2人は中野渡夫妻から同施設を紹介してもらい、今回の挑戦の後押しを受けたという。[br] 同施設を運営するアレックス・クイーンさん=米国出身=と打ち合わせを重ねて準備を進め、5月7日に念願のオープンを果たした。[br] メニューは、ポークやチキンなど自家製のソーセージを使ったトルティーヤ、こだわりのコーヒーや韓国発のタルゴナ風ドリンクも用意している。現在はテークアウトでの販売がメーンとなっている。[br] 「14―54カフェ」の営業時間は午前10時~午後6時。月曜定休。問い合わせは「14―54」=電話0176(78)9154=へ。「14―54カフェ」を開店した葛西睦さん(右)、岡駿岳さん