八戸市立小中、夏休み短縮へ/市教委、授業時間確保で

新型コロナウイルスの感染防止で実施した休校措置に対する授業時間の確保について、八戸市教委は29日、夏休み期間を市立小で3日間、市立中で5日間短縮する方針を明らかにした。6月の市教委定例会で正式に決定する。 新たに授業日となるのは、市立小が7.....
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 新型コロナウイルスの感染防止で実施した休校措置に対する授業時間の確保について、八戸市教委は29日、夏休み期間を市立小で3日間、市立中で5日間短縮する方針を明らかにした。6月の市教委定例会で正式に決定する。[br] 新たに授業日となるのは、市立小が7月22日と8月20、21日で、市立中はさらに8月18、19日が加わる。[br] 市内の市立小中は3月から約2カ月にわたって休校措置を取った。[br] 市教委によると、同市では例年、インフルエンザの流行や自然災害などによる休校に備え、文部科学省が定める授業の年間標準時数より多めの授業時数を設定している。これに各種学校行事の中止・縮小分などを加えて算定したところ、追加が必要な日数が平均で3~5日に収まったという。[br] 追加授業日は給食を提供し、水筒持参を認めるなど暑さ対策を講じる。市教委教育部の中村雅臣次長は「現時点では冬休みの期間変更はないが、今後の状況によっては検討する必要がある」としている。