むつ市長が地元の短大キャンパスで講義

学生に講義する宮下宗一郎市長(右奥)
学生に講義する宮下宗一郎市長(右奥)
むつ市に本年度開学した青森明の星短期大下北キャンパスで22日、宮下宗一郎市長が法学概論の講義を行い、受講した学生17人が生活に身近な話題を通じて憲法に理解を高めた。 法学概論は必修科目。宮下市長は同短大の客員教授に委嘱されており、8月上旬ま.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 むつ市に本年度開学した青森明の星短期大下北キャンパスで22日、宮下宗一郎市長が法学概論の講義を行い、受講した学生17人が生活に身近な話題を通じて憲法に理解を高めた。[br] 法学概論は必修科目。宮下市長は同短大の客員教授に委嘱されており、8月上旬までの前期授業15回のうち、計3回を担当する。[br] 初回となった同日は、「新型コロナウイルス感染症と日本国憲法」をテーマに講義。憲法と法律の違いについて、「国家権力を制限して国民の人権を保障するのが憲法、国家権力が国民に対して権利を付与し、義務を課すのが法律」と紹介。[br] また、新型コロナウイルス感染拡大防止で国民に外出や移動の自粛を求めた緊急事態宣言は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく要請であることなどを説明した。[br] 保育専攻の坪芹奈さん(18)は、「市長の経験を生かした講義内容で、憲法が自分たちの生活に関わるということが分かった」と感想を述べた。 宮下市長は「学生が生き生きと勉強してくれたので良かった」と振り返り、次回以降の講義については「今日の話題を掘り下げ、(条例などを取り扱う)実務家として、幅広く活用できる知識を伝えたい」と語った。学生に講義する宮下宗一郎市長(右奥)