「べっぴんの湯」久慈市、新たにボーリング調査へ

湧出量減少で営業を休止している久慈市山根町の新山根温泉「べっぴんの湯」を巡り、山田一徳市産業経済部長は21日の市議会事務事業説明会で、新たな源泉を見つけるためのボーリング調査を検討していると明らかにした。今後、関係機関と調整を進める。 市は.....
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 湧出量減少で営業を休止している久慈市山根町の新山根温泉「べっぴんの湯」を巡り、山田一徳市産業経済部長は21日の市議会事務事業説明会で、新たな源泉を見つけるためのボーリング調査を検討していると明らかにした。今後、関係機関と調整を進める。[br] 市は4月末まで現地で湯量回復に向けた井戸の工事を実施していたが、湯量は工事前とほぼ変わらず、再開するために十分な量は確保できなかった。 一部の浴槽のみに温泉を使い、それ以外は水道水や地下水とする再開案もあるが、山田部長は「現在の湯量もいつまで続くか分からず、できれば新たな温泉を掘削したい」と述べた。費用には、施設改修費として予算計上していた1億円を充てたい考えだ。[br] 温泉掘削には、8月と翌年2月の年2回開かれる岩手県環境審議会温泉部会の許可が必要。市は8月の審議会に申請する方針。