ごみ排出量6年ぶり増加 八戸市民1人1人当たり976グラム/19年度

2019年度に八戸市民が排出したごみの量は、1人1日当たり976グラムで前年度より11グラム増え、6年ぶりに増加に転じたことが21日、市のまとめで分かった。市環境政策課は「家庭系の燃やせるごみの量が増えている。引き続きリサイクルや分別に協力.....
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 2019年度に八戸市民が排出したごみの量は、1人1日当たり976グラムで前年度より11グラム増え、6年ぶりに増加に転じたことが21日、市のまとめで分かった。市環境政策課は「家庭系の燃やせるごみの量が増えている。引き続きリサイクルや分別に協力してもらえるように啓発していきたい」としている。[br] 同日の市議会建設協議会で市が報告した。全体の排出量は8万1503トンで、前年度比402トン増加。リサイクル率は12・7%で0・6%の微減だった。市民一人当たりのごみ排出量は13年度以降、毎年減少を続けていた。[br] 同課によると、19年9月の排出量が特に多く、前年9月と比較して550トン増えていることから、同課では消費税増税前の駆け込み需要が影響している―と分析している。[br] 生ごみや草木類、紙類のごみが多く、同課では引き続き、家庭ごみの減量講座や排出事業者への啓発などを行い、排出量の削減を図る。また、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け、家庭での生活時間が増加したことによるごみの増量についても注視していく方針。