北のグルメ都市/新代表取締役に中居翔三氏

会計処理を巡るトラブルが表面化している八戸屋台村「みろく横丁」の運営会社「北のグルメ都市」は8日、八戸市内で臨時株主総会を開き、新たな取締役1人を選任し、取締役2人の解任を決議した。新体制下の取締役は新任された中居翔三氏のみとなり、代表取締.....
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 会計処理を巡るトラブルが表面化している八戸屋台村「みろく横丁」の運営会社「北のグルメ都市」は8日、八戸市内で臨時株主総会を開き、新たな取締役1人を選任し、取締役2人の解任を決議した。新体制下の取締役は新任された中居翔三氏のみとなり、代表取締役に就く。中居氏は「みろく横丁に影響が出ないよう運営を続けたい」との意向を示した。[br] 今回解任された2人は昨年12月、当時の代表取締役による不適切な会計処理で使途不明金があったと主張。当時の代表取締役と専務取締役は不正を否定しつつも、今年1月に辞任した経緯がある。[br] 関係者によると、同社の株主は辞任した2人と今回解任された2人の計4人。臨時株主総会は当時の代表取締役側が招集したとみられる。中居氏の取締役選任と、取締役2人の解任が議案となり、辞任した2人が過半数の株式を保有していたため、原案通り決議された。[br] 唯一の取締役となる中居氏は、みろく横丁の今後の運営について「まだ分からないこともあるが、(新体制に)スムーズに移行できるよう頑張っていく。まずは新型コロナウイルスへの対応を優先したい」と強調。一方、解任された取締役2人は、今回の決議には異議がある―とし、今後対応を検討する考えを示した。