【新型コロナ】農業者への支援金給付を検討/南部町

記者会見で南部町の支援事業について説明する工藤祐直町長=7日、同町
記者会見で南部町の支援事業について説明する工藤祐直町長=7日、同町
新型コロナウイルスの感染拡大による地域経済の冷え込みを受け、南部町の工藤祐直町長は7日、農業者への支援金給付を検討していることを明らかにした。同町は支援策の第1弾として飲食業者への支援金、第2弾として全業種とアルバイト学生への支援金に加え、.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大による地域経済の冷え込みを受け、南部町の工藤祐直町長は7日、農業者への支援金給付を検討していることを明らかにした。同町は支援策の第1弾として飲食業者への支援金、第2弾として全業種とアルバイト学生への支援金に加え、町民の国保税減額を打ち出している。第3弾ではこれから収穫時期を迎える果物などの農業支援に力を入れ、基幹産業の下支えを図る。[br] 7日に開かれた町議会臨時会で、支援関連経費を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を可決。閉会後、工藤町長が記者会見した。[br] 町内ではサクランボやナシなど果樹栽培が盛ん。作物によって収穫時期がずれるが、農業者の不安解消を図るため、給付時期を統一する方針。給付条件など詳細は今後詰める。[br] 工藤町長は「農業者はこれから収穫の時期を迎える。早めの給付で(新型ウイルスの影響を)乗り切ってもらいたい」と話した。記者会見で南部町の支援事業について説明する工藤祐直町長=7日、同町