福尾さん(八戸)東久邇宮記念賞受賞/長年の発明に評価

「東久邇宮記念賞」を受賞した福尾學さん
「東久邇宮記念賞」を受賞した福尾學さん
八戸市内で飲食店「とん喜」を営む傍ら、長年、発明に取り組んできた福尾學さん(79)が、長年知的創造に尽力した功労者に贈られる「東久邇宮記念賞」を受賞した。名誉ある受賞に、福尾さんは「まさかこんな賞をいただけるなんて思っていなかった」と喜びを.....
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八戸市内で飲食店「とん喜」を営む傍ら、長年、発明に取り組んできた福尾學さん(79)が、長年知的創造に尽力した功労者に贈られる「東久邇宮記念賞」を受賞した。名誉ある受賞に、福尾さんは「まさかこんな賞をいただけるなんて思っていなかった」と喜びを語った。[br] 福尾さんが発明を始めたのは、「職業柄、調理で不便なことを工夫して少しでも楽にしたかった」のがきっかけ。1975年には天ぷらの衣が散らないようにする調理器具が商品化されたほか、長年アイデアコンクールに毎年応募し続け、2007年にはポケット付きの風呂敷、19年には、非常時に使用できる簡易トイレで入賞を果たした。[br] 「不便に感じたことを、工夫で解決したい」のが発明を続けるモットーだ。福尾さんは「受賞を励みに、生きている限り発明に挑戦したい」と意欲を見せた。「東久邇宮記念賞」を受賞した福尾學さん