【新型コロナ】米国への2派遣事業中止/三沢市

三沢市は30日、9月28日~10月7日の実施を計画していた姉妹都市の米国ワシントン州ウェナッチ、東ウェナッチ両市を訪問する姉妹都市友好親善使節団派遣事業と、8月3~15日に予定していたウェナッチ市への高校生派遣事業を、いずれも中止すると発表.....
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 三沢市は30日、9月28日~10月7日の実施を計画していた姉妹都市の米国ワシントン州ウェナッチ、東ウェナッチ両市を訪問する姉妹都市友好親善使節団派遣事業と、8月3~15日に予定していたウェナッチ市への高校生派遣事業を、いずれも中止すると発表した。使節団の派遣中止は通算4度目で、2009年度以来。英語研修を目的とした高校生の派遣の中止は16年度の開始以来初めて。[br] 三沢市によると、両事業の実施主体の市姉妹都市委員会が、新型コロナウイルス感染拡大の状況を考慮し、中止を判断。委員会の意向を受け、市が4月27日付で中止を決めた。[br] 使節団派遣事業は、1982年度にスタート。2019年度までに延べ768人が現地を訪れた。[br] 英語研修派遣事業は、市内に住む高校生が参加し、ウェナッチバレーカレッジ(2年制)で講義を受けるなどしていた。20年度は12人から応募があったが、派遣される生徒はまだ決まっていなかった。[br] 小桧山吉紀三沢市長は「相互の市民の健康を考え、苦渋の決断をした。来年度以降はこれまで以上に親交を深め、絆を強いものにしていきたい」とコメントを出した。