【新型コロナ】県高総体、開催はインターハイ次第/青森県高体連理事会

青森県高体連の理事会であいさつする菅原文子会長=24日、青森市の県総合学校教育センター
青森県高体連の理事会であいさつする菅原文子会長=24日、青森市の県総合学校教育センター
青森県高体連は24日、青森市の県総合学校教育センターで本年度の第1回理事会を開き、5月中旬~6月上旬に35競技で争う県高校総体の開催可否について、全国高体連による26日の全国高校総体(インターハイ)実施の可否判断を待って結論を出すことを申し.....
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 青森県高体連は24日、青森市の県総合学校教育センターで本年度の第1回理事会を開き、5月中旬~6月上旬に35競技で争う県高校総体の開催可否について、全国高体連による26日の全国高校総体(インターハイ)実施の可否判断を待って結論を出すことを申し合わせた。ただ、総合開会式は総体の開催可否に関わらず中止を決定。競技の中には6月中の大会開催を自粛しているものもあるため、例年並みの時期、規模での総体は事実上不可能となった。[br] 理事会で県高体連は2通りの結論を用意。インターハイが開催される場合は、県高体連各競技専門部が日程などを調整してそれぞれ予選として実施する。インターハイが中止となった場合は県総体も全競技を中止し、各競技専門部が競技の特性や中央競技団体の方針を踏まえて代替大会の開催を検討する。[br] 県高体連の菅原文子会長は取材に「高校総体の実施を検討してきたが(感染症の)事態が好転せず、難しい決断になった」と苦渋の判断となったことを強調。高校生からは大会を望む声があったことを踏まえ「なんとか代替大会をやれるよう模索したい」と話した。代替大会は6月末までに各競技専門部が開催の可否を判断し、8月24日ごろまでに実施したい考え。[br] 理事会後は各競技専門部委員長による会議が開かれ、理事会の方針を踏まえた対応を協議した。[br] レスリング競技の金渕清文委員長(八学光星高)は、選手同士の密着が避けられない競技特性を踏まえ「生徒のことを考えると、(インターハイが中止でも)大会は実施したいが、どうしたらいいものか…」と苦しい胸の内を吐露。陸上競技専門部の野呂透委員長(木造高)は、代替大会について、日本陸連から6月末まで競技会の自粛要請を受けていることを踏まえ「7月中に代替大会をやれないか検討中だ」とした。[br] インターハイの開催可否は、26日の全国高体連のウェブ会議による臨時理事会で決まる。その後、27日午前に東北地区高体連が緊急常任理事会を行い、県高体連は28日、加盟校へ結論を通知する。青森県高体連の理事会であいさつする菅原文子会長=24日、青森市の県総合学校教育センター