【新型コロナ】岩手県高総体、春季高校野球の中止を正式決定

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岩手県高野連と岩手県高体連は17日、盛岡市内でそれぞれ評議員会を開き、5月に開催予定だった春季県高校野球地区予選と県大会、同月19日に開幕予定だった県高校総体の中止を正式決定した。県高校総体の中止は194.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岩手県高野連と岩手県高体連は17日、盛岡市内でそれぞれ評議員会を開き、5月に開催予定だった春季県高校野球地区予選と県大会、同月19日に開幕予定だった県高校総体の中止を正式決定した。県高校総体の中止は1949年に始まって以来、中止されるのは初めて。[br] 県高校総体は冬季のスキー、スケート、秋の駅伝を除く31競技が行われないことになる。県高体連の佐藤義文理事長は会合後の報道陣の取材に「生徒の安全面を最優先に考えた」と説明。出席者からは「判断時期が早いのではないか」との指摘も上がったが、最終的に事務局が示した中止案が了承された。[br] 北関東を中心に国内で分散開催される全国高校総体については、全国高体連が今月末ごろに開催の可否を判断することにしており、県高体連はこれを踏まえて代表選考会などの対応を決める。[br] 一方、県高野連の大原茂樹理事長は甲子園につながる夏の県大会について、「日本高野連が遅くとも6月上旬までには開催の可否について方向性を示す。全国大会が開催されることを信じて、県大会も準備していきたい」と述べた。