【新型コロナ】感染男性は東北電力子会社社員 職場は全員自宅待機

東北電力と子会社の東北電力ネットワークは8日、新型コロナウイルスの感染が7日に確認された青森市の40代男性会社員について、同ネットワーク五所川原電力センターに勤務する社員と発表した。宮城県に住む男性の大学生の娘が帰省した期間が3月22~26.....
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 東北電力と子会社の東北電力ネットワークは8日、新型コロナウイルスの感染が7日に確認された青森市の40代男性会社員について、同ネットワーク五所川原電力センターに勤務する社員と発表した。宮城県に住む男性の大学生の娘が帰省した期間が3月22~26日で、男性が同12~15日に宮城県へ家族で旅行したことも明らかにした。ただ、青森県と市は感染経路が特定できていないとしている。[br] 東北電と東北電ネットワークによると、両社での感染確認は初めて。8日から、男性を除く五所川原電力センターと深浦サービスセンターの全従業員(計58人)に自宅待機を指示し、両センターを閉鎖した。業務は隣接する他の電力センターが担う。[br] 男性はお客さまサービス部門の事務系管理職で、来訪者との接触は少なかったという。旅行後は、休みだった3月23日を除く16~27日に勤務し、17日は深浦サービスセンターで業務に当たった。以降は発熱などがあり、出社していない。平日は五所川原市に単身赴任し、休日は妻がいる青森市に帰っていたとみられる。[br] 男性と同じ部署の女性がだるさ、別の部署の男性が発熱の症状をそれぞれ訴え、6日以降休んでいる。共に感染者の男性と同じフロアで勤務していた。[br] 青森市は2人のうち、1人に濃厚接触の疑いがあるとして経過を観察する。濃厚接触者の妻に症状は見られないが、8日午後にPCR検査を実施。近く結果が判明する。一方、男性の娘にこれまで発熱などの症状は出ていない。[br] 感染した男性は、3月31日に感染が確認された五所川原保健所管内の20代男子学生や濃厚接触者の父との接点はないという。