十和田市シャトルバス運用開始/市街地循環と西地区

市街地循環バスに乗り込む小山田久市長=1日、十和田市
市街地循環バスに乗り込む小山田久市長=1日、十和田市
十和田市は1日、市街地循環バスと、市中心街と旧十和田湖町を結ぶ西地区シャトルバスの本格運用を開始した。市は2018、19年度と実証運行を経て経路などを選定しており、市民生活の利便性向上や中心街のにぎわい創出につなげたい考え。4、5月は体験期.....
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 十和田市は1日、市街地循環バスと、市中心街と旧十和田湖町を結ぶ西地区シャトルバスの本格運用を開始した。市は2018、19年度と実証運行を経て経路などを選定しており、市民生活の利便性向上や中心街のにぎわい創出につなげたい考え。4、5月は体験期間として乗車を無料とし、毎日運行。市民らへの浸透を図る。[br] 市街地循環バスは市中央バス停を起点、終点に市内各地区をつなぎ、「南、東、北回り」と「北、東、南回り」を1日3便ずつ、計6便運行する。西地区シャトルバスは市中央バス停と旧町の法量バス停を1日2往復する。それぞれ、十和田観光電鉄(同市)と青森タクシー(青森市)が委託運行する。[br] 本格運行に伴い、市は市街地循環バスにバリアフリー対応の36人乗りを2台、西地区シャトルバスに10人乗り1台を導入した。[br] 20年度は市現代美術館を中心としたまちづくりプロジェクト「アーツ・トワダ」が10周年を迎えることから、車体には国内3人のアーティストがそれぞれ手掛けた鮮やかなラッピングを施し、他のバスと差別化した。[br] 同日、市民交流プラザ「トワーレ」で出発記念セレモニーが開かれ、関係者がテープカットを行った。小山田市長はあいさつで、「高齢者や免許返納者の移動手段になれば。他にはないインパクトのあるバスで、乗ってみたいと思ってもらえるはずだ」と、積極的な利用に期待を込めた。この後、小山田市長らは市街地循環バスに試乗した。[br] いずれのバスも6月以降は、乗車1回当たり100円で、小学生未満は無料。運休日は随時、ホームページなどに掲載する。市街地循環バスに乗り込む小山田久市長=1日、十和田市