【新型コロナ】野辺地町が給食費の値上げ幅を縮小へ

新型コロナウイルス感染症拡大による地域経済の落ち込みなどの対応として、野辺地町は10日、町議会定例会に提出している町内小中学校の学校給食費を引き上げる条例案を撤回し、値上げ幅を縮小して再提出する方針を明らかにした。4月から1食当たり40円を.....
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 新型コロナウイルス感染症拡大による地域経済の落ち込みなどの対応として、野辺地町は10日、町議会定例会に提出している町内小中学校の学校給食費を引き上げる条例案を撤回し、値上げ幅を縮小して再提出する方針を明らかにした。4月から1食当たり40円を引き上げる方針だったが、上げ幅を30円にとどめ、不足分は町費で補うという。[br] 同日の町議会一般質問で町側が表明した。町は消費増税の影響で食材が高騰しているため、当初は給食費を2020年度から1食40円引き上げる予定だった。[br] しかし、今後地元経済の冷え込みや国保税などの値上げが家計を直撃することを考慮。改定案は20、21年度の上げ幅を30円に縮小し、22年度以降は予定通り40円の値上げとする。11日に条例案を取り下げ、最終日の16日に再提出するという。[br] 野村秀雄町長は「町民の声などさまざまなことを総合的に判断し、修正を決めた」としている。