小中教職員の時間外勤務 45時間超は35%/三沢市教委

三沢市教委は5日の市総合教育会議で、2019年7~9月に実施した市内小中学校教職員の勤務実態把握調査の結果を報告した。全12校の263人が対象で時間外労働の上限の目安となる45時間を超えた割合は35%(91人)となり、100時間以上も3%(.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三沢市教委は5日の市総合教育会議で、2019年7~9月に実施した市内小中学校教職員の勤務実態把握調査の結果を報告した。全12校の263人が対象で時間外労働の上限の目安となる45時間を超えた割合は35%(91人)となり、100時間以上も3%(7人)いた。[br] 3カ月間の時間外労働の平均は小学校が32時間、中学校は45時間。小学校は45時間未満が117人、45~80時間未満が35人、80~100時間未満はなく、100時間以上は1人。中学校はそれぞれ55人、42人、7人、6人だった。[br] 現在は勤務時間記録簿(エクセルファイル)で集計しているが、新年度からはタイムレコーダーを設置して客観的な計測に努める。市教委は「適切に実態を把握して業務改善の取り組みを進める」としている。[br] この他、学習支援員と特別支援教育支援員を統合し、「学校教育支援員」として配置する。現状から6人増の60人態勢で教育活動をサポートし、教員の負担軽減を図る方針。[br] 会議では、これらの取り組みをまとめた「学校における働き方改革プラン」を了承した。