【貨物船沈没】特別態勢での捜索打ち切り

2月29日に六ケ所沖で、ベリーズ船籍の貨物船「GUO XING 1(グオシンワン)」と、八戸市の富丸秋山漁業が所有する沖合底引き網漁船「第8富丸」が衝突し、貨物船が沈没した事故で、第2管区海上保安本部は3日、行方不明になっている外国人乗組員.....
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 2月29日に六ケ所沖で、ベリーズ船籍の貨物船「GUO XING 1(グオシンワン)」と、八戸市の富丸秋山漁業が所有する沖合底引き網漁船「第8富丸」が衝突し、貨物船が沈没した事故で、第2管区海上保安本部は3日、行方不明になっている外国人乗組員13人の捜索を継続したが、同日午後8時現在、行方不明者の発見には至っていない。同保安本部は同日夜をもって特別態勢での捜索を打ち切り、今後は巡視船などによる通常パトロールでの捜査に切り替える方針を明らかにした。[br] 同保安本部は1日に海難対策本部を設置。海上保安庁の巡視船艇13隻(延べ数)と航空機18機(同)に加え、海自第21航空群(千葉県館山市)に災害派遣を要請するなどして現場海域での捜索を展開してきた。[br] 一方、運輸安全委員会は3日、派遣した船舶事故調査官による現場の調査を終了。持ち帰った航跡データなどを分析し、事故の詳しい原因を調べる方針。[br] 現時点で貨物船から油の流出は確認されていないが、油の流出があった場合に備えて関係者が対応を調整している。