三沢空港利用者 過去10年で最多ペース/青森県議会一般質問

青森県議会定例会は3日、本会議を再開。一般質問(代表質問)を行い、自民党会派の熊谷雄一議員が三沢空港の利用状況や利用促進策などをただした。橋本恭男企画政策部長は、2019年度の同空港利用者数が20年1月末時点で26万1186人(前年度同期比.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県議会定例会は3日、本会議を再開。一般質問(代表質問)を行い、自民党会派の熊谷雄一議員が三沢空港の利用状況や利用促進策などをただした。橋本恭男企画政策部長は、2019年度の同空港利用者数が20年1月末時点で26万1186人(前年度同期比6・9%増)となり、「過去10年間で最多だった18年度を上回るペースだ」と報告した。ただ、2月以降は新型コロナウイルスの感染拡大によりビジネス客の利用減が予想されるため、県交通政策課は「見通しは不透明」としている。[br] 県によると、各路線の1月末までの利用者数は東京線20万6686人(6・9%増)、札幌線1万7291人(6・7%増)、大阪線3万7209人(6・6%増)。増加の要因として、駐車場の無料化や2次交通の充実といった、地元自治体などによる利用促進策を挙げた。[br] また、三沢空港が東京線増便を目指して応募している国土交通省主催の「羽田発着枠政策コンテスト」について、「選定された場合は10月25日から始まる冬季スケジュールで1日4往復になる」と説明した。[br] 応募したのは三沢空港を含む全国7空港。4日に東京で提案者からのヒアリングが行われ、3月中に選定路線が決まる予定。[br] 一般質問は4~6、9日にも行う。