リンゴ、カシス使った米麹調味料を発売

三栄流通が「とりこめプロジェクト」で発売する2種類の米麴調味料
三栄流通が「とりこめプロジェクト」で発売する2種類の米麴調味料
七戸町の米穀卸業者「三栄流通」(鳥谷部清一代表)が、青森県産米のアピールに向けて立ち上げた「とりこめプロジェクト」のラインアップに、県産リンゴとカシスを使った米麴(こうじ)の調味料2種類が新たに加わった。13日の販売開始に当たり、プロジェク.....
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 七戸町の米穀卸業者「三栄流通」(鳥谷部清一代表)が、青森県産米のアピールに向けて立ち上げた「とりこめプロジェクト」のラインアップに、県産リンゴとカシスを使った米麴(こうじ)の調味料2種類が新たに加わった。13日の販売開始に当たり、プロジェクト責任者の鳥谷部和也さん(31)は「パンやヨーグルトに合わせ、気軽に米麴の味わいを楽しんでほしい」とPRしている。[br] 商品名はリンゴ味が「ほっこリンゴ」、カシス味が「さわやカシス」。豆乳がベースとなっており、フルーツサンドのソース代わりにも使えるほか、温かいミルクに溶いてドリンクとしても楽しめるなど、用途は幅広い。砂糖や添加物は使わず、健康にも配慮した商品となっている。[br] 原料の米麴ともち米は、米穀業者として和也さんが培ってきた目利き力を生かして素材を厳選。開発に当たっては、妻の朋美さん(34)のパティシエとしての経験も生かした。[br] 多くの県産米が業務用として消費され「青森産」の名前が広がらないことを残念に思っていたという和也さん。県産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」の誕生で青森の米に注目が集まる中、今回の商品でさらに県産米のファンを増やしたいと考えている。[br] 和也さんは発売する調味料について「『青森米』の顔が見えるような商品にしたかった」とアピール。今後は、首都圏での展開も視野に入れているという。[br] 価格は572円(税込み)。青森市の複合商業施設「A―FACTORY(エー・ファクトリー)」のほか、七戸・十和田駅や新青森駅などで販売する。三栄流通が「とりこめプロジェクト」で発売する2種類の米麴調味料