意欲的取り組みたたえる 島守中、八戸一中を表彰/市教委

表彰状を掲げる島守中、第一中両校の関係者ら
表彰状を掲げる島守中、第一中両校の関係者ら
八戸市教委は10日、実践的な教育活動を展開し、成果を上げた学校や研究団体を表彰する、2019年度の「学校教育実践功労表彰」で、研究部門に市立島守中を、活動部門には市立第一中を選び、両校の意欲的な取り組みをたたえた。 島守中は17年から、島守.....
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 八戸市教委は10日、実践的な教育活動を展開し、成果を上げた学校や研究団体を表彰する、2019年度の「学校教育実践功労表彰」で、研究部門に市立島守中を、活動部門には市立第一中を選び、両校の意欲的な取り組みをたたえた。[br] 島守中は17年から、島守地区の活性化や町おこしをテーマに、生産から販売までを行う農業活動や地域の職人へのインタビュー、パソコンなどを利用し地域活性化イベントのプレゼンテーションを住民に向けて行うなど、生徒が主体となって魅力の掘り起こしや情報発信に取り組んだ。[br] 第一中は、50年にわたり青森県立八戸第一養護学校との交流教育学習を続け、寸劇や合唱の披露、ボッチャなどの障害者スポーツで交流を深め合ってきた。また、アルミ缶を全校で回収し、車いすなどの福祉用品に換えて八戸第一養護学校に寄贈する「ハッピートライアングル」活動も評価された。[br] 同日は市庁で表彰式が行われ、伊藤博章教育長が出席した両校の関係者に対し、表彰状を贈呈した。[br] 島守中の熊谷誠二校長は「生徒たちがやりたいと思うことを実現するにはどうすればいいかを一番に考え、今後も地域に貢献できる学校を作っていきたい」、第一中の川村真教諭は「本校がずっと大事にしてきた行事を、今後もさらに工夫して続けていきたい」とそれぞれ話した。表彰状を掲げる島守中、第一中両校の関係者ら